これまでとこれから

いきなり癌のステージⅣと宣告された私の毎日

ドクターと私①

1年位前から、疲れやすくなったな~とは思っていたのですが、去年の夏くらいから立つのもやっと、というくらいに弱ってきて、体重も激減していきました。

わりと体力が必要なお仕事(でも契約職員)だったので、苦しくて退職しました。

 

その後、少し休んで11月から再就職したのですが、その就職先がまたいろいろ大変で(山頂まで30分以上歩いて登山していた…)、11月に就職・研修を終えての、かき入れ時の12月にほとんどお休みしてしまい…。(大ヒンシュクだったと思うけど、職場の皆さんは優しかった)

 

ついに年末に、普段のかかりつけ医から「一度大きな病院で検査受けて見たら~❓」と薦められて、大学病院の予約を入れてもらいました。

 

※かかりつけ医から大学病院などを紹介してもらうと、初診料が無料、もしくは割引になりますよ!いきなり大きな病院へ診察、検査などに行くと、初診料が必要なのに加えて、手続きなどで診察が予約者の後に回されたりするので、すんごく待つことになってグッタリすることになるかもしれません。日頃から、近所のかかりつけ医とのコミュニケーションはしっかりと取っておくのが大事だと、経験上思いました。ご参考までに…。

予約でもかなり待たされますが(泣)

 

閑話休題

 

年末に大学病院の予約を入れてもらいましたが、初診は1月15日。

そこから検査、検査で週に何回も大学病院に通うことになり、疲れてしまい、せっかく再就職した「お山」も退職しました。

その後は治療に専念することになりました。そして…。

毎週の外来診察の担当をして下さることになったのが、今の主治医D先生。すごく真面目で、きっちりしている先生ですが、真面目過ぎてちょっと天然な感じを醸し出している先生です。

 

どのくらい天然かというと、まだ数回しか会ったこともない2月最初の診察(信頼関係が出来ていない)にも関わらず、診察室で向き合った時に割と唐突に

「検査の結果、ステージ4の癌です。まあ3月までかと…」

と言い切ってしまうほど。

 

いや、いいですけど、言い方ってものがあるんじゃないですか~?

 

自分がそんな「状態」だと全然信じていなかった私は

「今月、私のお誕生月やのに、こんなプレゼントいらんわ~」

と笑い飛ばしたのでした。(無駄にポジティブだから…)(笑)

ちなみに、この私の発言に対するD先生の対応は

「そうなんですね。おめでとうございます」

でした(笑)

いや、めでたくは無いでしょう(笑)

 

もうここまで来ると、ちょっとD先生が可愛らしく感じられて、この先生について行こう、と何故か思ったのでした。

 

《つづく》

 

取り敢えず、書いてみる…( ´艸`)

このブログの準備は、かなり前からしていたのですが、最初になにから始めるかに悩んでしまい、ずっと放置しておりました(笑)

 

時系列順に並べる、とか。

詳細な病名や、正確な治療薬の名前を並べる、とか。

いろいろ考えこんでしまいましたが、ズルズル先延ばしになるばかりなので、取り敢えずスタートします。

 

基本的に私の治療日記となりますが、無駄にポジティブな病人の、楽しい日常もご紹介します。

55歳1人暮らしのステージ4の癌患者が、どんな風にすごしているのか、面白がっていただけたら嬉しいです。

 

よろしくお願いいたします。