最新のルタテラ治療で新しく出た副作用もあります。
治療開始前は、強い放射線を体内に入れることで、大変な副作用が始まるんじゃないか、ベッドから起き上がれないほどになるのではないか…と不安になりました。主治医や担当医に相談しても、こればっかりは個人によって違うし、やってみないと分からないということで、先生方も何とも言えません。
むしろ退院できないくらいにダメージを受けていたら、回復まで病院で面倒見てもらえるでしょうけど(笑)
一人暮らしの私としては、退院後なんとか帰宅しても、その後具合が悪くなって起き上がれなくなったらどうしよう…とか心配になるわけです。
そんなことを愚痴っていたら、介護保険でヘルパー頼めるよ~とアドバイスを下さる方がおられまして(ありがたや~♡)、一応、地域連携センターに相談してみたのですが、ヘルパーさんをお願いするには「介護認定」を受けなくてはなりません。しかし入院前の状態では「健康」なので認定されないだろう、ということで、退院後の状態まで様子を見ることになりました。退院後、起き上がれないような副作用が出たら、介護認定の調査を受け、いわゆる要介護の認定がもらえたらヘルパーさんなどをお願いできる、とのことでした。いろいろありましたが、入院前に相談しておいたことで、退院後何かあればすぐに認定の調査員が来てくれる、というアイドリング状態にしてもらうことができました。
結果的には、退院後もそんなに寝込むことはなく、結局認定のための調査は今回はしないことになりました。
周囲の人にも「こんなに元気なんだから、認定されるわけないよ~」と言われてしまいました(笑)
とは言え、退院後しばらくして地味な副作用がいくつか出てきました。
嘔吐は一度もしていないのですが、地味にムカムカ、嘔吐感だけがあるという「悪心」という症状が出ました。
前の週一の点滴の時は、ムカつきを抑えるお薬を貰っていたのに、それより強い点滴なのにムカつきは出ないの?お薬出ないの?とは思ってはいたのですが…。
我慢出来るか、というと、コレが我慢できちゃうレベルで、実際に嘔吐はしないので、自分の中だけでムカムカ・モヤモヤするばかり…。全てが私の中だけの問題で、イライラしつつも、誰にも八つ当たりできず(いや、いやしちゃいけない)、せいぜい食欲が減退する程度で、実に地味な副作用でした(笑)
そして、もう1つ地味な副作用が…。
ある時から、手指の爪が引っかかりやすいな~と気付きました。よく見ると、層になってる爪の上から一枚ずつ剥がれやすくなってました。そのせいで爪の先がガタガタになり、服とかに引っ掛かるのです。そのままベリッと爪全体が剥がれるのが怖いので、これでもか~と深爪をして、優しくヤスリをかけて、ときどき思い出したようにクリームを塗ったりしてケアしております(笑)
出来ることならマニュキュアで補強したいのですが、入院や検査を繰り返す間は、マニュキュア(透明でも)やめた方がいいと、看護師さんから聞いたので、それもできません。
このマニュキュアの件、割と知らない人がいらっしゃるようなので、覚えておいて欲しいです。色のついたマニュキュアは、爪の色で健康状態を確認するのに邪魔だし、透明マニュキュアも、指で酸素を測る時など正確な数値が出ないことがあるので、しない方がいいらしいです。
じっと爪を見ていると分かって来るのですが、縦の筋が入っていて栄養不足かな~とか、横線から上は色が悪くて(白っぽい)、根本の方は赤みが差してきたとか、健康状態が分かります。
爪が剥がれるのも全体的な栄養不足かな~と主治医に相談すると、ルタテラの副作用だと言われたので、逆に年内の治療が終わるまでの辛抱だな、と安心しました。
検査と入院の間だけネイルをするということもできますが、薄く一枚ずつ剥がれ落ちている状態で、そんなに爪を痛めつけなくてもいいだろうと、割り切っています。
来年、治療を終えて、次の治療や検査が始まるまでの間、一度はサロンでキレイにネイルしてもらいたいな♪
すでにそんな先のことまで楽しみにしている「副作用」でした(笑)