これまでとこれから

いきなり癌のステージⅣと宣告された私の毎日

死ぬまでにやりたい5つのこと①

「死ぬまでにやりたいこと」なんて、ステージ4の癌の人間が言うと、笑えない気もしますが、本人はそんなに深刻ではありません(笑)

 

前の週一の点滴治療でも5年は生きていられそうだし(主治医D先生談)、今回のルタテラの効果が出れば20年も夢じゃないようなので、今から20年以内にやりたいこと、という意味です。実際20年後には確実に自分自身が20歳分老いているわけで、健康であっても出来ないかもしれない、という意味も込めて、できるだけ早くやっておきたいな~と思うものを書き留めておきます。

 

最優先で、実現できそう(?)な「やりたいこと」ですが、本当はもっと、もっとたくさんあって5つに絞るなんて難しいのですけれども、それでも「今」やりたいことトップ5ということで、1つ1つ消しては次の新しい目標を入れて、常に最新のトップ5を胸に抱いて生きていきます(笑)

 

その1

十二単で記念撮影」

十二単は、昔から一度でいいから着てみたいな~とは思っていました。京都では葵祭斎王代時代祭など、子どもの頃から十二単姿を目にする機会があるので、京都の女子ならそこまで執着はなくとも、機会があれば着てみたい…くらいは思っているんじゃないかな?

でも、今年は大河ドラマ平安時代を扱っているらしいので(テレビ観ない私)(笑)、どこも着付体験の希望者が多いのではないかな~と思いますが。

京都で十二単が着られるところは何ヵ所かありますが、私が知っているのは「太秦映画村」と「京都西陣織会館」です。

これがまた、そこそこいいお値段するんですよ~(笑)

 

映画村の方は、高いとは言えカメラマンさんが時代劇撮影のプロということで、手元に残る写真の出来が素晴らしく良いのが魅力的(※十二単ではなく、八百屋お七の衣装を着て写真を撮ったことあるんで)(笑)な一方で、撮影代だけでなく、写真の焼き増し代に入村料とかも掛かるので、思い出作りのためだけにしては、ちょっと出費が痛い…。

 

西陣織会館の方は、映画村よりはお安いようですが、その分セットとかカメラマンさん(もちろんプロなんでしょうけど)とかが、ちょっと不安…。(※こちらは撮影では行ったこと無い)でも本当の有職故実に基づいた衣装が着られるのではないかと期待が高まります。

 

憧れの十二単ではありますが、コレって確かフル装備だと30㎏くらいあるはずなんですよね。もう着るだけでも大変!

ということを考えると、ちょっとでも若いうちに、ちょっとでも元気なうちに着てみないと、記念撮影時にヨロヨロになっているのではないかと…(笑)

1人で行くのもなんか寂しいし、誰かにこんなお金の掛かる道楽をお誘いするのもご迷惑かな~と。(※もちろん、一緒に行く人も衣装を着て欲しい)

「私が払うから一緒に行こう!」と言えればいいんですけど、そんな経済的余裕もなく…(笑)自腹を切ってでも一緒にコスプレしてくれそうな人は、居ないことも無いですが…(うふふ、自覚のある人が、ここでドキっとしているはず)(笑)

 

十二単コスプレの夢は、一番実現に近いかな、と思っているので最初に挙げてみました。さあ、それもいつになることやらね~。取り敢えず平安絵巻の大河ドラマが終わって平安ブーム(が、来ているかどうか知らんけど)が落ち着いたら、前向きに考えたいと思います。

 

《つづく》